
カメルーンには大規模な水系があるため、潜在的な水力発電能力を擁します。現在の電気エネルギー生産量は約39億2,000万キロワット/時で、その内訳は3ヶ所の水力発電所(エデア、ソング・ルル及びラグド)と100ヶ所あまりの火力発電所です。持続可能な形でエネルギー不足に対処し、開発を可能にするため、このセクターでは、複数の水力発電ダム新設に対する投資を計画中です。これらダムを建設すれば、企業へのエネルギー供給が改善され、それによって、企業の競争力、特にカメルーン産業構造の導き手となる産物の1つであるアルミニウムの生産競争力を強化することができるでしょう。これら計画の一部を下記に列挙します。
- ロム・パンガール水力発電ダム建設計画。同ダムによって、サナガ川の保証平均調整流量は720立方メートル/秒から1,040立方メートル/秒となり、ソング・ルルとエデアの発電所の保証出力は増大し(450メガワットから618メガワット)、この施設の下流にある他のすべての構造物の保証出力も目に見えて増えるでしょう。エデアとソング・ルルでは、推定で170メガワットの出力ゲインを見込んでいます。ダムに付設する発電所によって、東部州への電力供給が可能になるでしょう。
- 2011/2012年に運転開始を予定している280メガワットのナハティガル水力発電施設。その資金については、エデアのアルミニウム生産工場(ALUCAM)拡張の枠内で民間部門(ALCAN)が融資を予定しています。
- 2009年を目途として出力を約30メガワット増やすために、エデア及びソング・ルルの水力発電所を改修します。
さらに、出力150メガワットのクリビ・ガス火力発電所が2009年初頭に運転開始予定です。
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